便秘解消やダイエットに効果があると言われる白湯。
昔から、白湯は体にいいとなんとなく知っていても、本当かな?という感じですよね。
白湯を飲むタイミング、作り方など、白湯を生活に取り入れるヒントを紹介します。
白湯はいつ、どのくらい飲むといいの?効果的なタイミングと量
白湯を飲む時間は、朝食前と寝る前の2回がベストです。
白湯を朝飲むと、胃や腸が温まり、栄養が吸収しやすい状態になります。
夜に白湯を飲むといいのは、体が温まり、副交感神経の働きによってリラックスするため、眠りやすくなるからです。
ただ、温まりすぎると逆に眠りにつきにくくなるので、寝る30分くらい前に、ぬるくして飲むとよいでしょう。
飲む量は、1回につきコップ1杯ほどが適量とされています。
白湯を飲むとなんでいいの?
白湯を飲むことで、期待できる効果です。
- 消化を助ける 白湯は、胃腸を温めるため、消化を助けてくれます。朝食前に飲むと、胃を目覚めさせて、食べ物の消化を促進するのです。これは、腸内環境の改善にもつながります。腸内の善玉菌が活性化し、有害な細菌の繁殖を抑制することで、腸内フローラのバランスが整うからです。食事からの栄養素の吸収も向上し、体の栄養状態が改善されます。
- デトックス 白湯は、体内の毒素を排出するデトックス効果があるとされています。体内の老廃物を除去するのに役立つ効果です。腸内の老廃物や毒素が排出されることで、腸内環境がクリーンに保たれます。
- 代謝を促進する 白湯は、体を温め、新陳代謝を促進します。これにより、脂肪燃焼が助けられ、ダイエットや健康維持にも役立つのです。
- 免疫力を高める 白湯は体を温め、免疫力を高める助けとなります。風邪や他の病気から体を守ってくれる効果です。
- 便通の改善 白湯を飲むことで、便通が改善されます。適切な水分摂取と体内の水分バランスを保つことで、便が柔らかくなり、排便がスムーズになるからです。
正直、お湯と同じだと思っていましたが、すごい効果ですね!
白湯の作り方と注意点
白湯が体にいいのはわかりましたが、正しい作り方はどうするのでしょう。
白湯の作り方
1 水を用意する 純粋で安全な水を使用します。飲料水や浄水器で浄化された水がいいです。
2 水を沸騰させる やかんや鍋に水を入れて、火にかけて沸騰させます。
3 さらに加熱する 水が沸騰したら中火から弱火にかけて、約5分間加熱を続けます。こうすることで、水に微量のミネラルが溶け込みます。
4 冷ます 加熱が終わったら、白湯を数分間冷まします。熱すぎると、口の中を火傷する可能性があるため、適温になるまで待ちましょう。
簡単ですね!
ただし、水道水を使うときは、沸騰したらやかんや鍋の蓋は外して、加熱する時間を約15分から20分にのばします。
水道水には不純物が含まれているため、煮沸して取り除く必要があるからです。
しかし、煮沸すると、殺菌作用のある塩素も無くなるので、雑菌が繁殖しやすくなります。
早めに飲み切りましょう。
白湯はたくさん飲んでいいの?白湯を飲む時の注意点
体に優しい白湯ですが、注意しないと逆に悪影響を及ぼします。白湯を飲むときの注意点です。
水中毒 白湯の過剰な摂取は、水中毒を引き起こす可能性があります。水中毒とは、体内のナトリウム濃度が低下し、頭痛、吐き気、めまい、倦怠感などの症状を引き起こすものです。
消化器官への負担 過剰な白湯の摂取は、消化器官に負担をかける可能性があります。胃が大量の水を処理するために過度に伸びて広がり、消化酵素の分泌が適切に行われなくなるからです。
適度な量であれば、白湯は健康に良い影響を与えますが、過剰な摂取は健康を損なってしまうことがあります。
適切な摂取量を守ることが重要です。
自分の体質や健康状態に応じて、適切な量を判断することも大事ですね。
また、水道水を使う場合は、煮沸が足りないと不純物が増えてしまう可能性があります。
沸騰直前に増大する不純物もあるからです。
水道水に含まれる不純物は微量ですが、煮沸時間は長めにしたほうがいいでしょう。
ウォーターサーバーがあると、簡単に安心な水が使え、手軽に白湯が作れます。
浄水器であり、お湯も沸かせる、場所も取らないタイプは、ご家庭でも取り入れやすいですね。
白湯で便秘解消!いつ飲むといい?水道水からの作り方も紹介 : おしまいに
体に優しい白湯ですが、適量を守ることを忘れずに。
ご自身の健康状態とよく相談しながら、白湯を楽しみましょう!
美味しいお水、白湯がいただけることに、今日も感謝して元気に!✨